お石塔の種類は大きく分けて、「和型」「洋型」「和洋型」「五輪塔」の4種類に分かれます。
お石塔を囲う「外柵」は、シンプルなものから装飾を施したものまで様々ですが、『お墓を守り続ける』という観点から、近年では上段の柵を設けずに、墓地内部を総石貼りし雑草が生えるのを抑え、風通しと水捌けを重要視したタイプをご提案させていただく機会が多くなり、落ち葉汚れや水垢を最低限に抑えることで掃除の時間を減らし、『お墓参り』の時間を有意義に感じて欲しいという思いで設計させていただきました、「つなぐ」シリーズを推奨しております。

お墓の種類

和型

主な石種:白御影・黒御影

伝統的な形の和型は、各部に「天(家庭円満)・人(人望・出世)・地(財産)」を表すと言われています。また群馬県北部の一部では、一番上の竿石の下に「スリン」又は「蓮華」の台を据え置く事で万物の素である五大(空・風・火・水・地)を表すと言われています。

洋型

主な石種:グレー・グリーン・青・ピンクなど

近年では建立件数が最も増えているのが洋型です。
地震災害に強い低重心の設計と、和型に比べて石材の使用量が少ない分安価になるためとても人気があります。デザインも豊富にあるため、石種も様々な色の石からお選びいただきます。

和洋型

主な石種:黒・グレー・グリーン

和型と洋型の中間で、「お位牌」によく似ているとお客様から言われます。
洋型よりも高さが欲しい。周辺にない形のものがご希望のお客様からご指示をいただいております。

五輪塔

主な石種:白御影

万物の素である五大(空・風・火・水・地)を表わし、「和型」の原型が造られた江戸時代よりはるかに昔から造られてきたのが五輪塔です。その意味合いから「全てのものを供養する」と考えられ、「これがお墓の原型」とおっしゃる住職様もいらっしゃいます。
和型ほど高さのあるものが「基本型」としてよく建てられますが、弊社では高さを抑えて横幅を広くした「古代型」をおすすめしております。

フロー

施工例

「つなぐ」リフォーム/和型墓碑

既存の和型のお石塔はそのまま使い、墓地外周を白御影石で囲い、その内側は全て板石を貼る事で雑草対策を。
余分な柵を設けないことで、汚れの元となる落ち葉を風が吹き払い、雨水は四方に流れ落ち水垢を防ぎます。「お墓参り」が「お墓掃除」になって欲しくない。そんな思いから設計された極々シンプルなお墓です。
ご予算50万円~
(区画寸法:全て対応)

「砂羽」/洋型墓碑

霊園の歩道から自分の墓地に入る際の段差を最小限に抑えたモデルです。
外柵には余分な装飾を施さないことで、掃除の手間も最小限に。
ご予算 75万円~
(区画寸法:6尺×6尺以上)

「嵯峨」/和洋型墓碑 

小さな区画でも非常に立派なお墓を建てたい施主様向けのモデルです。
入口には桜模様の滑り止めを施し、お骨入れる開口部は、取り外し自在の桜模様の仕切り板を設けました。一般的な外柵より高くし、立って拝めるようにする事で、しゃがめない方でも楽にお参りすることができます。
ご予算 85万円~
(区画寸法:6尺×6尺以上)

「つなぐ」/五輪塔墓碑・「つなぐ」リフォーム/和型墓碑

純粋にお墓参りの時間を有意義に過ごしてもらいたい思い出生まれた「つなぐ」に、古代型五輪塔を納めました。
2枚目の写真は、元々の外柵材を加工して外周を加工石として再利用しました。
(区画寸法:全て対応)

区画面積やご予算、今後維持していくために理想的なカタチ 
様々なご要望にお応えしてまいります